No.2 罪と罰のバランス
要約
若者世代が「戦わない」「熱量がない」と言われるのは、SNS上での「デジタルタトゥー」のような永続的な記録や、罪に対する過剰な社会の罰があるため。その結果、若者はリスクを取れなくなり、好きの反対が「嫌い」から「無関心」に変わった。過去の世代は、若いうちに反抗しても立ち直れたが、今は立ち直ることが難しくなった。死刑ではなく「私刑」がある。罪に対する適切な罰の仕方を考える必要がある。
チャプター
SNS上の永続的な記録が若者の行動を抑制
SNSに悪いことを投稿されると、それが永続的な記録となり、立ち直ることが困難。若者はリスクを取らないようになった。
罪に対する社会の過剰な罰
過去は、悪いことをしても立ち直れたが、今は立ち直りにくい。SNSの「デジタルタトゥー」的な記録のため。
「好きの反対」が「嫌い」から「無関心」に
若者はリスクを取らないため、好きの反対が「嫌い」から「無関心」に変化。熱量がないように見える。
行動項目
SNS上の投稿に対する適切な罰の仕方を考える
罪に対する罰の程度を適正化する社会ルールを検討する
若者の心理と行動の変化を理解し、建設的な対応を考える
No.2 罪と罰のバランス
水曜日 2023.10.04 13:33 · 18mins
マツバラ 00:02
はいね今日のキーワードは、好きの反対は何ですか。
KAORIN 00:08
嫌い。
マツバラ 00:10
それはね、今の若者には通じません。
KAORIN 00:16
なんて言うの好きじゃない。
マツバラ 00:18
好きなんだ。平井って言っちゃいけないって言ったでしょ。香
KAORIN 00:23
そっか
マツバラ 00:25
だから、それと同じなの。みんなね嫌いって言っちゃ駄目だよって教えられてきちゃったの。好きな反対はね嫌いじゃもうないのみんな、
KAORIN 00:35
何普通
マツバラ 00:36
平井の反たすきの反対は無関心。だから好きでも嫌いでも嫌いっていう。考え方がもうそもそもない。今の若者、今の若者っていうかね世の中が、嫌いって言っちゃ駄目だな嫌いって言った途端に反発する人がいっぱい出るわけでしょ。
マツバラ 01:01
気づいたんだから、月の反対はほぼ無関心になったってことでね。
KAORIN 01:08
マザーテレサ愛の反対語は無関心だ
マツバラ 01:10
よ。同じよそれと、だけど昔だから無関心で悪いことなのよ。
KAORIN 01:19
はいはいはい。
マツバラ 01:20
でもねマザーテレサの愛の反対は無関心だし基本的に世の中の好きの反対は無関心になってる無関心であっちゃならんことなんだよ本当は駄目な話。うん。これはね別件でちょっとなるほどと思った部分もあった話なんだけれども、はい。
マツバラ 01:48
今は本当にどう言うのかな、20代Z世代って言われる人たちが、治療無気力、やる気がない、何となくねパワーがないというか、それなりにやってれば暮らしていける。1対0は別に働かなくても、親の家から通ってる分には何とかなっちゃうよねなんてゆやってる奴がいっぱいいて、言葉といえばニートだなとか、いろいろあるんだけれども、うん。もうそれ以上に何をやってるかわかんない奴が大量にいるわけですよ。中でもなく、何でもなく、意見を言うわけでもなく反対するわけでもなくっていうね。うん私達が中学生高校生大学生、様々なところでいろいろ張り合って戦ってきた部分があるわけですね今日例えば運動会とかって言ったらそれもどうやって花形になるのか。
マツバラ 02:52
どうやって一番になるのかって考えてたのに、今の運動会はもう順位をつけるのはよろしくないということで、
KAORIN 03:00
今もそうなんだ
マツバラ 03:02
だいぶそれは緩和され良くなってきたとは思うけれども、基本的にその順位をつけないで育ってきた世代の先生たちが子供を教えるから、あんまり変わらないところは出てくるよね。ちょっと話脱線するけど、関西弁がこれほど強い話っていうのはなぜか。
マツバラ 03:26
はい。東北弁だとかいろんなね訛りがあるよね、東北の図面だとかいろいろ。でも、東北の人たちは東京へ行ったら、標準語を喋るんですよ。仕事では、うん、名古屋の人も名古屋弁はあるにはあるけれどもちょっと漏れちゃったりはするかもしれないけども東京でお仕事をする限りは、か標準語に近いことを喋るわけですよ。
KAORIN 03:56
はい。
マツバラ 03:57
なのに、関西の方っていうのは、東京に行っても関西弁を喋るわけですよ。
KAORIN 04:03
本当だねそこの強さだね。
マツバラ 04:05
これ何でかっていうのも、別にこれ謎でも何でもなかったなるほどって答えがあった
KAORIN 04:12
な2
マツバラ 04:14
あのね、うん虚空の学校でも先生は生徒に対して標準語で教えてるんすよ。
KAORIN 04:23
学校
マツバラ 04:23
のシーソーをだから、できる限り標準を使った方がいいと先生が思って自分たちは努力をして、標準語で授業をしてくれてるんすね。だから、九州も東北も結構訛りが強いところであっても、先生は標準語を使って一生懸命教えてくれるので、基本的に標準語を喋るっていう習慣がついてくる。だから東京で仕事をするときは、標準語で話すんですね。
KAORIN 04:54
なるほどな。
マツバラ 04:55
にもかかわらず関西の方っていうのは先生が関西弁で事業をやるわけですよ。
KAORIN 05:02
へえ、そこの認識の違い
マツバラ 05:04
だねだからそうすると、関西弁で生活、当たり前になるので。うん、どうもカメラの調子が悪いねこれね大丈夫
KAORIN 05:14
です
マツバラ 05:14
よ。はい。ということでね、調子が良くないというかな関西弁がごくごく一般的に使われるようになっちゃうと、
KAORIN 05:29
面白い。
マツバラ 05:30
それは、面白い話でしょそれ。うん
KAORIN 05:35
なんだろうね先生たちの方針とはいえでも関西の人たちの文化とか考え方とかにもよる。その合わせる合わせないっていう
マツバラ 05:45
でもね一番はねあれだろうね標準語で先生たちが標準語で喋らなきゃいけないって思ってないんだろうねあんまり。関西弁は関西弁であってもそれ自分たちが普通に使うことだから、学校で教えるにしても別に関西弁で多分職員室でも関西弁だし、うん共通のお話をする言語が関西弁なんでしょうね。
マツバラ 06:14
だからそのまま普通に生徒に教えるときも関西弁なっちゃって、それで習ってきた生徒からすると、別に東京行ったら東京の人標準の喋ってるって思うだけのことで自分が標準語喋らなきゃいけないっていう感覚にはあんまりならないのじゃないのかなっていうふうに理解しました。
KAORIN 06:33
なるほど。昔聞いたことがあるのは何か、関西の方で病院に行って、かゆいとこありますかってシャンプーしながら聞かれると、うん、必ずここあそこって言うらしいですよ。でもそれ以外の地域ではほぼ言えないですってあっても言わないんだけど大阪の人は遠慮ない、遠慮なくちゃんと自分の意思をはっきり言うっていうイメージがあるけどそれと
マツバラ 07:00
ですねそれもそれも多分ね起亜の自己主張の部分だよね、ちゃんとちゃんと主張するのかどうなのか、逆に日本人の弱いところというか、本来いないことを言わない。わけですよ。そうすると例えばホテルに泊まりましたうん大体はドライヤーが置いてある。でもドライヤーが置いてない部屋だったら、フロントに電話をかけてドライヤー貸してって、いやいい話なんだよね。
マツバラ 07:30
うん。でも置いてないから、うん。そこで黙っちゃう人が結構な数いるわけですよ。日本人のね、奥ゆかしさではなく、あんまりちょっとていう部分だよね。
KAORIN 07:46
そうね、
マツバラ 07:47
そうです。さっき言ってた話のまず、まずもって、今のそのZ世代ってこんな世代なんだ。戦わない世代、うん、戦わない理由、僕らは運動会でも一番になりたかったが一番になることで一つはその自分が心地いいのもあるしもてるっていう部分もあるし、やっぱり目立ちたい部分も出てくるし、勉強できない分、運動会ぐらい頑張るぞっていうこともあった次に大学に行くとちょうど僕らはもうギリギリの世代なんだけれども学生運動ということで、世の中社会はこんなに悪い、これを何とかせないかんってことでヘルメットかぶって戦うぞってやつがいっぱい周りにいて、その主義主張を聞きながら、目なんか俺とはちょっと違うなと思って一歩離れた目で見てたんだけれども、戦ってるっていうか戦うのは当たり前だと。
マツバラ 08:51
思ってきた。それが今度は会社に入る会社に入って、ライバルがいるから戦うだけではなく、例えば区大きな会社だと組合があって、組合運動でた解釈に対して戦うっていう発想も、あった、戦って、給料のべアップを勝ち取るんだっていうことで考えてた。でも今は例えば春闘といっても、確かにね、労働く側と経営者側との間で給料を上げる上げないっていうことは、いろいろ言われるんだけれども、割ともうシャンシャン手口をしてるというか、世の中これだけ物価が上がってるからこれぐらいは上げないとまずいですよねみたいな割と理路整然とした形で物事が進んでく昔はだってもう給料上がらないんだったら外やるぞみたいな勢いで戦ってきたわけですよ。それはね、戦わない世代にどんどんどんどんなっちゃったその理由っていうのが、とっても面白い理由だった。
マツバラ 09:58
聞いてねもう本当納得した。何でしょう。一つはね、音楽だけでも十分にその部分があったんですよ。うん。尾崎豊の曲は聞きましたか。
KAORIN 10:21
大好き。
マツバラ 10:23
大水待ってね。うん。うん尾崎豊の曲に、もう今の世代が共感するはずがないんですよ。
KAORIN 10:30
へえ
マツバラ 10:32
というのは10夜とかなんかなんか後ね、盗んだバイクで走り出すだとか
KAORIN 10:39
まあねそこは
マツバラ 10:40
ね、っていうかあとは車のガラスは終わってるわけですよね。
KAORIN 10:46
そうだ
マツバラ 10:46
ね。うん。でもそれって戦ってるわけですよ。そう。車体は軽いからか、若さゆえに、そういう戦いをしてきたわけですよ。大人と戦ってきたわけですよ。うん。それはその頃にバイク盗んで走り回って、学校の校舎のガラス割って回ったやつってな知ってるやつにいたんですよそういうぐらい悪い奴は、うんそんな話普通に聞いてたんですよ。
マツバラ 11:15
うん。でもそういう奴らが今どうなってるかっていうと土建屋の親父で、部下社員100人ぐらい抱えて、すごい羽振りよくて、どうだ俺成功してるぜって言ってるやつもいるし、うん。うん。大体ねそういった悪いことやってたやつの、それ全部が全部ではないかもしれないけれど、ちゃんと社会的に構成したというのがいいのかどうなのかわかんないけれども、あるポジションを築いて、うん頑張って成り上がってきてる本当に根井、矢沢永吉の曲でもあったけど成り上がってきたアルバムでもあったけど、成り上がってきたわけですよ。うん。でも今の若者はそんなことができるかっていうと、まず例えば少年院に入ろうが何をしようが、そこでちゃんと努めてきた。要はそこでちゃんと回診をするなり何なりをして出てきた、みんな普通に扱ってくれたわけです。
マツバラ 12:20
だから立ち直れたわけですだから戦ってもよかったわけですだから例えば労働組合に入ってそだって騒いだとしても、あるところまできて、いつまでも労働組合にいた人もいればもう管理職になって逆の会社の立場から君達言ってることは僕も同じように戦ってきたからわかるけれども今はこうしてくれなんていうことを言ってる大人になった人もいるわけですよそれは何かルールがちゃんとあって、法的な問題で、これだけの刑期を務めたり、少年院で何年かやってきてそこの部分で改心をしたということがわかればもうもう良くなった、わかったこっから1からスタート頑張ってくれってなって、なった社会だったから、戦ってもよかったし、反対を唱えてもよかったし、自分のやりたいことをやってもよかったんですね。それに対して今はSNSがはよくないんだよね。
マツバラ 13:22
例えば、盗んだバイクで走ったこれね誰々さんと古老の馬鹿息子だよこいつの写真こんな写真だよってSNSに上げられちゃったら、もうそいつ立ち直れないよねずっとだって付きまとっちゃうわけだ。現実に私もその会社潰しただなんだっていうのをメディア見たらもう乗っちゃってるからこいつ会社た潰したことあるんだって、もうこれずっと消えない記録ですよ。
マツバラ 13:52
要は校舎のガラスを割ったやつもね、あの頃は悪かったね俺って言って、時あの親父やってる人からするとね、昔の勲章ですよそれ、ある目。にもかかわらず今はそんなことやったら、どこそこの誰々がこんなことやった一生つきまとう本当に立ち直れない記録が残っちゃうわけですよね。
マツバラ 14:20
なるほどそれは言葉で言うと、死刑。死ぬじゃないね、私の刑。面白いかけ方、私の軽なんです。だから、人が法律とかそういうことを一切省いた状態で勝手に刑罰を貸しちゃうんです。よくあおり運転なんかで出てきた製品中毒と言われたものと同じですよ。要は正義を振りかざして、こいつは悪いこいつはとんでもない奴だって言って、その実際の国が定めただとか法的に平等に罰せられるものとは全然違う思いだけで、その人間を潰してしまうような罰を科すんが出てきたそうすると、まず子供は何かっていうと、そんなことんなったらもう一生棒に振ってしまう。
マツバラ 15:20
だったらそんなことは危険なことは近寄っちゃいけない。だから熱量を持っちゃいけない、戦っちゃいけない。できるだけ何にもしないでずっといた方が安全だ。
KAORIN 15:33
そういうふうになるよね
マツバラ 15:36
要は、罪に対して、罰が大きくなりすぎちゃったんですよ。基本的に罪に対してく罪は償って、最後0になって1から出発できなきゃいけないのに世の中は、そこでマイナスがついちゃうと、もうそのマイナスはゼロに戻すことができない世の中に今、なっちゃってる。
マツバラ 16:02
だからみんな思い切ったこともできなければ、とにかく根を育てる親の方だってどんどんそんなこと起きちゃいけないからっていうことで、できるだけ何もやるなと言ってそうだっち周りを見てたら、それが危険だっていうこともびっくりして、何か世の中が熱量がないとか無気力だとかっていう以前に、その作り方自体が、そんなことができない世の中に今もうなっちゃってるんですよね。
KAORIN 16:31
なるほど
マツバラ 16:31
ね。だからそれを、だからそれの端的な例が好きの反対が嫌いな方がいいんですよ。嫌いだったら嫌いで克服する話だし、近寄らない話なんですよねだけど好きの反対が無価値んってなっちゃうと、もうそれはもうそこで投げやりな状態の件ですよ。
マツバラ 16:55
まあ
KAORIN 16:56
ね何も害はないようにする結果そうなったってことだね
マツバラ 17:02
だから、一ついろいろね、あの線のいろいろな問題点だとかを考えていく中で、割と大きなこの下にまだ100個ぐらい細かな分類が出てくることになると思うんですけれども、要は罪に対しての罰はどれぐらいのものが最適なのか今のネット上のデジタルタトゥーと言われるようなものだったり、その記録に残ってしまうものこれについても何らかのルール、考え方要はねやるやつはもう消せないやるやつはもうどこまで行ってもやるやつなんで、それを今度は評価する人間の評価の仕方っていうのをみんなが学んで、それに基づいて社会を回していかないと、うまく回っていかないんじゃないのかなというふうに思ったわけですね。
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