No.01 人間を馬鹿にする仕組み
要約
音楽を聞く時に新しい音楽に触れる仕組みが無くなってしまった。元々ラジオでは新しい曲の情報を案内役が教えてくれていたが、ストリーミングサービスが主流になり、過去の聴取データに基づいておすすめされるようになったため、新しいジャンルに出会えなくなった。インターネット上の検索や商品推薦も同様で、新しい発見が無くなっている。音楽も短時間の曲が量産され、長時間の楽曲は生まれにくくなった。会話の機会も失われ、発見と進歩が止まってしまっている。
チャプター
ラジオが教えてくれていた新しい音楽
昔はラジオを聴くことで、新しい曲の情報をナビゲーターが教えてくれていた。新しい音楽を知る窓口だった。
ストリーミングになり新しさが無くなった
ストリーミングサービスが主流になり、過去のデータに基づいておすすめされるようになったため、新しい音楽に出会えなくなった。
インターネットのおすすめは新しさがない
インターネットの検索や商品推薦も、過去のデータに基づいておすすめされるようになり、新しい発見が無くなっている。
短時間の曲が量産されるようになった
音楽も短時間の曲が量産され、長時間の楽曲は生まれにくくなった。
会話の機会が失われた
会話の機会も失われ、新しい発見と進歩が止まってしまっている。
行動項目
ラジオを聴いて新しい音楽に触れる習慣をつける。
長時間の楽曲を意識的に聴く。
新しい発見につながる会話の機会をつくる。
おすすめ商品以外のものを意識的に探す。
インターネット以外の情報源も活用する。
No.01 人間を馬鹿にする仕組み
水曜日 2023.09.27 13:18 · 7mins
マツバラ 00:03
ね人間を馬鹿にする仕組みがねいっぱいできちゃったそれは何かというと、はい。音楽を聞くときに、新しい音楽に触れる仕組みがもうないんですよ。なぜかというと、昔はラジオを聞いてれば、新しい曲じゃんっていうのを、この曲はどんどんどういうアーティストがどういうときに作って、こういうことを歌ってるんですって小林勝也さんだとかいろいろなナビゲーターが教えてくれたわけですよ。
KAORIN 00:35
はい、
マツバラ 00:35
ええ、だからラジオっていうのは情報の窓口で新しい音楽を聞く非常に環境だったわけですよね。それがいつの間にかストリーミングで聞けます。ある一定金額払えばストリーミングで聞けますよってなった瞬間に、音楽の質もそれに合わせて変わっちゃったし、生き方もあなたにおすすめっていうのをいろいろ言ってくれるわけですよ。
KAORIN 01:01
うん。
マツバラ 01:01
おすすめって何って言うとあなたに多分あなたが多分好きそうな曲って教えてくれるわけで、新しいジャンルには行き着けないわけです。
KAORIN 01:11
そうなんだ結局
マツバラ 01:13
だから、新たな刺激がそこで発生しないし、新たな興味が生まれないし、その人がそこで進歩が止まっちゃうんですよ。だから、あなたにおすすめっていうのがインターネットの当たり前になってて、物を売るにも音楽を聞かせるにも、全てのものがあなたにおすすめになってるわけです。
マツバラ 01:39
要するに、過去に見たデータをもとに、全部おすすめを言ってくれるので、新しいものにし、出会わない世界。
KAORIN 01:49
なるほどね便利になりすぎて自分でこうなんだろうな切り開くとか、物事を知ろうとか、うん、それさえも考えない、
マツバラ 02:01
嘘そうだから、インターネットは人間をだいぶ馬鹿にしてると思うんですよ。
KAORIN 02:07
いや、確かにあのチャットっていうかなんなら物怖じを書く機会もないですよね
マツバラ 02:12
問題ですね。
KAORIN 02:13
やっぱ
マツバラ 02:14
何か例えば見るもの見るもの、例えば検索を一つしても、検索をした者が出るんではなく、一番上にはあなたのおすすめが出ちゃうわけですよ。そうすると、本当に探してるものではなく、騙しに近いものがそこに現れたりいろいろするしだから、人間の力がそこには本当は必要だったんですよ。
KAORIN 02:41
うん
マツバラ 02:42
コンピュータがあなたに向いてるものを紹介する紹介するってやればやるほど、あなたの興味は深くなるかもしれないけども、新しいものはもう入ってこなくなっちゃう。Amazonのものを買いましたあなたへのおすすめがありますっていうと、大体こんなものかと、この人はこんなもの欲しがるんだろうと思ってくるんだけれども、新しいものはどこにもないよね。
KAORIN 03:09
既に存在知らすしてることすら気づかずに終わっていってしまう可能性があるん
マツバラ 03:15
だこれが、インターネットというか今のネットの商売の様々なその仕組みの悪い部分でもっと言うとさっきの音楽のとこでもう1回立ち返ると、長い音楽はもう今作らない誰もだって長い音楽にお金を払わないから、要はネットでたくさん再生されるっていうのは、ネットで再生されるイコールオープニングが長い曲なんて駄目なわけですよ。
マツバラ 03:44
すぐサビがくる曲じゃないと、その曲に興味を示さない。そうすると今1分ちょっとものすごく短い一番しかないような曲ばっかりがどんどんどんどん量産されていくんですよね。そうするとね昔のピンク・フロイドが作ってたような10何分20何分なんて曲はもうあり得ないわけですよ。
KAORIN 04:08
なるほどね
マツバラ 04:11
これを正しい目には書か
KAORIN 04:13
なかったですね。
マツバラ 04:15
うん。これを正すための仕組みを用意しないと、進歩できなくなっちゃう人間が、音楽について語らう場所がありちゃんとこれこれすんごい新しいのこれ良かったんだよねって人間が言ったら、ええってお前が言うんだったらちょっと聞いてみようかみたいな、こういうのが今まで必要だったわけ。
マツバラ 04:41
それがもうなくなったわけ。
KAORIN 04:44
確かに会話もしなくなってますよねきっと言葉で
マツバラ 04:48
落とされそうだからその会話をする場所を作る例えば今この話を聞いてなるほどって今薫に聞いてくれてるよね。ベッドで出てくるのはもう自分の興味のあるものばかりが出ちゃうっていう話んだかそういう話すら聞こえてこない。
KAORIN 05:09
わかります。もうなんか、多分YouTubeもだから全部自分の好きそうなのが上がってくるけど、よもっと新しいものに出会いたいとき、検索何をしていいかも
マツバラ 05:19
わからないんだあと検索をしても、その検索の結果はその人に合わせた検索の結果だから。そもそももうそこの時点で、フラットな状況ではないんだよね。
KAORIN 05:34
なんかある
マツバラ 05:35
意味
KAORIN 05:35
便利すぎて寂しいっすね。
マツバラ 05:38
そう。だから、だから新しく正義って何っていう言い方をしてるけれども、みんながもう1回人間らしい価値観、考え方に戻るために、いろんなお話ができて、私の知ってるこういう今のトラブルは何なのか今のそのマイナス面は何なのかっていうのをしっかりね話をしながら、聞いていけるものを見ていけるもの読んでいけるもの、それをマルチリンガルでできると面白いのかなというふうに思ってます。
KAORIN 06:12
素晴らしい。
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